環境試験器|大型恒温恒湿室

COLONIA

COLONIAは、大型や多数の試料を収容できるウォークインタイプの大型恒温(恒湿)室です。低GWP冷媒R-448Aを採用し、幅広い温湿度範囲、拡張された有効スペース、ETACOMによる直感的な操作性で信頼性試験を支援します。

基本性能

製品タイプ大型恒温(恒湿)室 / ウォークインチャンバ
冷凍機空冷 / 水冷
内寸法W1670×H2200×D1670 ~ W3470×H2200×D2570 mm
内容量6.1㎥〜19.6㎥
床面積2.79㎡〜8.92㎡
温度範囲-10℃~+80℃(-30℃タイプあり / オプションで-40℃仕様対応)
湿度範囲15%RH~95%RH
採用冷媒低GWP冷媒 R-448A(GWP 1387)
オプション20件
-40℃仕様RS485インターフェースコンセントシグナルタワーデフロスト回路ノンフロスト機構ペーパーレス記録計両開き扉予備室停電自動復帰機能出入口スロープ台回転式警告灯天井全面吹き出し仕様床面補強板扉部ビニールカーテン操作孔測定孔純水器表示灯変更非常停止スイッチ

製品特徴

低GWP冷媒搭載ウォークインチャンバ

COLONIA Eシリーズは、大型または多数の試料を収容できるウォークインタイプの大型恒温(恒湿)室です。大型試料の温湿度試験、部品・材料の信頼性評価、製品単位での環境耐性確認など、試験室サイズを必要とする評価に対応します。

低GWP冷媒R-448Aを採用し、従来のR-404Aと比較して環境負荷を約65%低減。高い基本性能を維持しながら、環境対応と将来のメンテナンス性に配慮したウォークインチャンバです。

幅広い温湿度範囲

高温多湿から低温域まで、幅広い温湿度条件の信頼性試験に対応します。標準仕様に加え、-30℃タイプや-40℃仕様の選択により、評価目的に応じた低温試験環境を構築できます。

ノンフロスト範囲の拡大にも対応しており、低温低湿度域でも冷却コイルの霜取りを抑えた連続運転が可能です。長時間試験や条件安定性が求められる評価に適しています。

COLONIA 温湿度制御可能範囲

試験室有効スペースの拡張

試験室内の空調ユニットをフラット化し、壁面の突起を抑えることで有効スペースを広く確保しています。試料の配置や台車による搬入、セッティング作業の妨げになりにくく、試験室内を効率的に活用できます。

COLONIA 試験室有効スペースの拡張

見やすい室内状態表示パネル

視認性の高い室内状態表示パネルにより、[TROUBLE]、[RUN]、[入室中] の状態を外部から確認できます。扉の左右どちらにも取り付け可能で、[入室中] 表示は室内ランプと連動するため、試験室内で作業している状態を周囲から把握しやすくなります。

COLONIA 室内状態表示パネル

操作性

7.5インチワイドカラーLCDとETACOM

7.5インチワイドカラーLCDを採用したETACOMにより、操作性と視認性を高めています。温湿度条件の入力、試験終了時の動作選択、タイマー、加湿遅延など、試験内容に応じた詳細設定をタッチパネルで行えます。

COLONIA ETACOM コントローラ

プログラム運転と条件管理

ステップごとの温湿度条件、ウエイト、タイムシグナル、リピート設定に対応し、複数プログラムの連結も可能です。作成したプログラムは一覧やグラフで確認でき、条件設定の見落としを抑えながら試験を管理できます。

履歴確認とデータダウンロード

過去の試験データをレビュー画面でグラフ表示でき、USBメモリによるデータダウンロードにも対応します。トラブルレビュー画面では過去の異常履歴と対処内容を確認でき、試験運用や保守管理を支援します。

設置・拡張性

設置自由度が高い冷凍機ユニット

空冷冷凍機ユニットは別置きにできるため、設置レイアウトの自由度を高められます。試験室内への排熱を避けたい場合には、条件に応じて冷凍機ユニットを屋外に設置することも可能です。

COLONIA 空冷冷凍機ユニット

環境対応

低GWP冷媒 R-448A を採用

COLONIA Eシリーズは、GWP値1387の低GWP冷媒R-448Aを採用しています。従来冷媒R-404A(GWP 3920)と比較して環境負荷を約65%低減し、フロン排出抑制法における2025年目標値であるGWP1500以下をクリアしています。

R-448AはODPゼロでオゾン層を破壊せず、不燃・無毒・不活性の混合冷媒です。冷媒供給リスクや将来のメンテナンスコストにも配慮した、環境対応型の大型恒温(恒湿)室です。

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代表的なオプション

純水器

上水しか使用できない環境でも、純水器を追加することで高い試験品質を確保できます。小型のカートリッジ式で、フィルタ交換作業も容易に行えます。

COLONIA 純水器

LED内部照明

試験室内で繊細な作業を必要とする場合に有効です。槽内の確認や作業性を高めます。

COLONIA LED内部照明

両開き扉

標準付属の片開き扉に追加または変更できる両開き扉です。大型試料の搬入や作業性向上に有効です。

COLONIA 両開き扉

測定孔・操作孔

測定孔は54φ、128φmmを用意しています。操作孔は内径150φで、試験室内の試料を外部から操作する場合に便利です。観察窓と組み合わせて利用できます。

出入口用スロープ台

アルミニウム製の出入口用スロープ台です。台車や大型試料の搬入出をスムーズにします。

COLONIA 出入口用スロープ台

回転式警告灯

チャンバに万一のトラブルが発生した場合に点灯し、遠距離からでも状態を確認しやすくします。

COLONIA 回転式警告灯

表示灯変更

扉部横に設置されている表示灯の「入室中」を温湿度表示に変更できます。操作パネル部から扉が遠いレイアウトでも状態を確認しやすくなります。

COLONIA 表示灯変更

予備室

扉開閉時に試験室内の温度・湿度条件を極力均一に保ちます。大型試料の搬入出が多い試験や、条件変動を抑えたい運用に適しています。

COLONIA 予備室

天井全面吹き出し仕様

天井を二重ダクト構造にし、ダウンフローの流れを作ります。風の影響を低減したい場合や、試料に直接風を当てたくない場合に有効です。

COLONIA 天井全面吹き出し仕様

デフロスト回路・ノンフロスト機構

低温条件で試料の出し入れが多い場合に有効なデフロスト回路や、ノンフロスト範囲を拡大するノンフロスト機構を選択できます。連続運転時の霜取り負荷を抑え、安定した試験運用を支援します。

その他の拡張オプション

床面補強板、コンセント、ペーパーレス記録計、扉部ビニールカーテン、RS485インターフェース、停電自動復帰機能、シグナルタワー、非常停止スイッチなど、試験内容と設置環境に合わせて機能を追加できます。