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防水・耐水試験

浸水試験(水没・深水・加圧水)

浸水試験は、供試品を規定の水深に浸漬することで、防水性能やシール性を確認する試験です。自動車部品などの信頼性の評価に用いられており、国際規格にも対応しています。

代表的な試験規格

浸水試験は、供試品を規定の水深に浸漬することで、防水性能やシール性を確認する試験です。自動車部品などの信頼性の評価に用いられており、国際規格にも対応しています。

浸水試験(水没・深水・加圧水)は、水没、深水、急冷などの水環境に対して、筐体や部品の防水性、絶縁性、機能維持を確認する試験です。車載部品や屋外機器の実使用リスクを把握するために有効です。分類上は防水・耐水試験に含まれる評価であり、関連する試験と組み合わせることで、より実使用に近いリスク確認ができます。

試験の目的

浸水試験(水没・深水・加圧水)は、水没、深水、急冷などの水環境に対して、筐体や部品の防水性、絶縁性、機能維持を確認する試験です。車載部品や屋外機器の実使用リスクを把握するために有効です。分類上は防水・耐水試験に含まれる評価であり、関連する試験と組み合わせることで、より実使用に近いリスク確認ができます。

試験前後の状態を比較することで、単なる合否だけでなく、どの条件でどのような劣化が起きるかを把握できます。設計変更、材料選定、量産工程の見直し、品質保証資料の作成に活用できます。

評価できること

  • 水没や急冷後の内部浸水。
  • シール材や接合部の水密性。
  • 絶縁抵抗や導通状態の変化。
  • 熱衝撃と水の複合影響。

主な確認対象は、外観変化、性能低下、接触不良、絶縁劣化、腐食、変形、クラックなどです。異常が確認された場合は、観察や解析と組み合わせて発生要因を絞り込みます。

主な供試品

  • 電子部品。
  • 車載部品。
  • 実装基板。
  • 樹脂・金属部品。
  • モジュール製品。

試験条件の考え方

水温、水深、浸漬時間、供試品温度、姿勢、通電有無を評価目的に合わせて設定します。アイスウォーター試験では、高温状態から冷水へ急冷した際の防水構造や材料への影響を確認します。

条件を決める際は、実使用環境をそのまま再現するのか、短期間で劣化を加速するのかを明確にします。過度な条件設定は実際には起こりにくい故障を誘発する場合があるため、評価目的に合う負荷水準と判定方法を設計することが重要です。

関連する試験規格

代表的な関連規格には、ISO 20653、JIS C 0920 などがあります。実際の試験では、適用する規格版、供試品仕様、顧客要求を確認したうえで条件と判定基準を決定します。

  • ISO 20653。
  • JIS C 0920。

試験の流れ

  • 供試品の仕様、評価目的、要求規格、判定基準を確認します。
  • 試験条件、測定項目、試験前後の確認方法を決定します。
  • 供試品を試験設備へ設置し、必要に応じて治具、配線、センサーを準備します。
  • 設定条件に従って試験を実施し、外観、機能、電気特性などを確認します。
  • 取得データと観察結果を整理し、劣化傾向や異常の有無を報告します。

ETACの対応

ETACでは、環境試験器メーカーとしての知見と受託試験の設備を組み合わせ、条件設定から試験実施、結果整理、必要に応じた追加解析まで一貫して対応します。

試験条件が未確定の段階でも、供試品の用途や想定環境、確認したい不具合モードをもとに評価計画を整理できます。環境試験、性能測定、観察・解析を組み合わせることで、製品開発と品質保証に必要な根拠づくりを支援します。

試験所

山形試験所の外観

認定試験所

山形試験所

山形県東根市にあるETACの認定試験所です。第2試験所の拡張と最新設備の導入により、大型供試品や複合試験を含む信頼性評価に対応します。

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